民泊は誰でも運営できることや、一般住宅で行われるものであることからトラブルが起きてしまいがち。
そんなトラブルを防ぐために作っておいたほうが良いものが「ウェルカムボード」。
今回はそのウェルカムボードについてご紹介したいと思います!
ウェルカムボードとは?
それではまずウェルカムボードとは一体何なのかをご紹介しましょう。
ウェルカムボードとは、ゲストに向けたさまざまな資料、説明書のこと。
ゲストへの情報が書かれていれば、形式はどのようなものでも構いません。
ウェルカムボードには以下のようなものが主に書かれています。
- ホストの連絡先
- 物件へのアクセス方法
- 鍵の受け取り方、返し方
- 物件付近の情報(ATMやコンビニなど)
- トイレ、家電の使い方
- 給湯器や冷暖房の使い方
- ゴミ処理方法
- 両替について
- 電車の乗り換え方法
- 英語対応のタクシー会社情報
- 近隣のおすすめのお店、マップ
- トラブル対応について
これ以外にも必要な情報がある場合はぜひ記載しておくことをおすすめします。
ウェルカムボードがあるとゲストもそれを見て民泊を利用することができるので、困ることもありません。
海外のゲスト向けに、英語対応についても書かれていることが特徴です。
しかし、これを作るのは面倒なためウェルカムボードを作らずに民泊を始めてしまう人も多いのが事実。
そこでここからはウェルカムボードのメリットを説明したいと思います。
ウェルカムボードのメリットは?
ウェルカムボードを作るのは面倒かもしれませんが、メリットがあるんです。
ゲストからの質問が減る
ゲストは何か疑問があったらこのウェルカムボードを見て解決できることもあります。
そのため、ゲストの質問に答える機会も少なくなりますので、ホストの負担も減ります。
ウェルカムボードは一度作ってしまえば何度も利用することができるので、逐一質問に答えるよりもウェルカムボードを利用した方が楽かもしれません。
トラブルを回避できる
民泊で起きがちなトラブルは、ものを壊されることや、ゴミの処理。
しかし、それを事前にウェルカムボードに書いておくことで、トラブルを防ぐことができるんです。
ウェルカムボードがない場合は口頭で説明することもあると思いますが、そうするとゲストは忘れてしまうこともあるかもしれません。
目で見てしっかりとわかるような状態で説明を表示しておくことで、トラブルを防ぐこともできますし、ホストもトラブル対応をしなくて済むので負担が減ります。
これらのメリットを見てわかる通り、このウェルカムボードがあるとホストの負担が結果的に減る可能性があるんです。
たしかにウェルカムボードを作るのは大変ですが、先のことを考えるとウェルカムボードがあった方が良いと思いませんか?
ウェルカムボードをつくるときのポイントは?
ウェルカムボードに書くべきことは先ほどもお話した通り。
その上で、実際に作成するときにポイントとなることをご紹介したいと思います。
①多言語対応のものにする
民泊は日本人が利用することもありますが、海外のゲストも多いもの。
そのため外国人のゲストが見てもわかりやすいものにしなければなりません。
ウェルカムボードは最低でも日本語、英語、中国語のものを用意しておきましょう。
②写真でわかりやすくする
言葉よりも視覚的にわかりやすくするために、ぜひ写真を利用してください。
特に家電の使い方などは、写真で扱い方を見ることができると、それと同じように動かせばOKなので、誰でも使えることができますよね。
1つ1つ写真を撮るのは大変ですが、ゲストとホストのためです!
③シンプルな文章にする
長い言葉よりも短くシンプルに。
わかりやすさを重視して、文章を書くことを意識してみてください。
④常に内容をアップデートする
ウェルカムボードは一度作ってしまえば、使い回しができます。
しかし新たな家電を取り入れたり、今までウェルカムボードに書いていなかった質問が来たり、近くのおすすめしていたお店が潰れてしまったり…なんてこともあるかもしれません。
そのため、内容は更新しておくことを忘れないようにしてください。
代わりに外国語で作ってくれるところがある!
ウェルカムボードの必要性、そしてどのようなものにすればよいかはこれまでの説明でおわかりいただけたかと思います。
先ほど、日本語、英語、中国語のウェルカムボードは最低限あった方がよいとお話しました。
しかし、いざ作るとなると出てくるのが「外国語問題」。
0の状態から英語でウェルカムボードを作るなんてハードルが高すぎますよね。
実は民泊のウェルカムボードを外国語で作ってくれる企業があるんです。
それがこちら。
ベストアンドビー
ハウスマニュアルや物件までの地図を作成してくれます。
日本語と英語セットであれば、それぞれ1件あたり20,000円。
日本語、英語、中国語、韓国語セットであれば、それぞれ30,000円です。
お部屋の写真撮影もしてくれるので、自分で作るよりも高レベルなものができあがります。
自分で作るのは大変ですが、プロにお願いして綺麗なものを作ってもらうというのも一つの手ですね。
まとめ
今回は民泊に必要な「ウェルカムボード」についてご紹介しました。
このウェルカムボードは作るのに手間がかかってしまうので、後回しにしてしまう方も多いかもしれません。
しかし民泊を行う上で、ゲストとホストどちらにも役立つ存在となるのです。
ホストの方は、この先の自分の仕事を少しでも減らせるものだと思ってぜひウェルカムボードを作成してくださいね。