旅行の楽しみはなんといっても泊まる場所。
せっかく旅で民泊を利用してくれるのであれば、インテリアにもこだわりたいですよね。
設備がしっかりしていたり、どこかおしゃれな雰囲気があった方が、好印象だと思います。
またそうすることで良い口コミもされるかもしれませんし、集客率もアップするかもしれません。
今回は民泊に必要な家具やアメニティ、またどんなインテリアにしたら良いのかを説明していきたいと思います!
必要な家具・アメニティは?
民泊はホテルとは異なり家に泊まるものですよね。
つまり、ざっくり言うと今家にあるものはほぼ必要になります。
「これは最低限必要だな」と思うものは用意しておくようにしましょう。
リビング
- 自分のイメージするリビングにあるもの
- 椅子、ソファ(大人数が座れる状態にする)
- ハンガーなど、ホテルにあるもの
- DVDやゲームなど娯楽のもの
- メッセージカードやお菓子
テーブルや椅子、ソファ、テレビ、エアコン、ゴミ箱など普段生活しているような中で必要なものは全て揃えておきましょう。
「今自分の家のリビングにあるものはなるべく置くようにする」と考えるとわかりやすいかもしれません。
また、多くの人が泊まりに来た時に全く問題のないレベルの量の椅子やソファが必要です。
ハンガーなどホテルに絶対あるものも、用意しておいた方が良いでしょう。
そしてDVDやゲームなどもあるとゲストの方が楽しむことができますよね。
民泊は普通のホテルとは異なり、時間を潰すものがあると好印象です。
また、ウェルカムドリンクやお菓子、メッセージカードなどちょっとした気遣いがさらに印象をアップさせます。
ゲストを第一に考えたものを用意してくださいね。
キッチン
- 食器
- 料理道具
- 調味料(食材は買ってきてもらうので用意しなくてOK)
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗剤
- お茶やコーヒーなど
民泊の場合はゲスト自身が料理をすることがほとんど。
外食をする可能性もありますが、家でワイワイと料理をすることもあるかもしれません。
そのため、調味料やお皿、コップ、フライパンなど料理に必要なものはすべて揃えてください。
電子レンジや冷蔵庫、台所用洗剤なども必要になります。
「これがあればさまざまなバリエーションの料理ができる」レベルの道具をすべて用意しましょう。
また先ほどお菓子を用意するように述べましたが、ティーバックやコーヒーも用意が必要です。
洗面所、お風呂
- 洗濯セット
- シャンプー
- リンス
- ボディーソープ
- 洗顔フォーム
- タオル
- ドライヤー
洗濯もゲスト自ら行いますので、洗濯のセットはすべて用意してください。
シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔フォーム、タオルは必須。
またドライヤーがない民泊もあるのですが、かなり不便なのでドライヤーは絶対に用意してください。
タオルに関してはなるべく毎回綺麗なものを用意しましょう。
「タオルが汚い」というのは口コミにも書かれてしまいますし、マイナスな印象を受けてしまいます。
清潔感を意識して用意してくださいね。
その他
- 電池
- 鍵
- 自分が生活する上で必要だと思うもの
一つ目は電池。
電池交換はゲストになるべくしてもらいましょう。
ですので、電池は部屋に置いておく方が便利です。
また電球なども置いておくと良いでしょう。
二つ目は合鍵。
鍵をゲストが無くしてしまった場合、大変なことになってしまいますよね。
とりあえず予備でいくつか合鍵を用意しておいた方が良いかもしれません。
以上が主に必要な家具やアメニティです。
ご紹介した以外にもトイレやベランダ、寝室などがありますよね。
そこでも必要なものは用意してください。
基本的に、自分が泊まったときに「これがあれば困らない」というものはすべて置いておくようにしましょう。
またホストが男性でゲストが女性だった場合。
もちろんその逆も然りですが、それによって求めているものが異なったりしますよね。
たとえば先ほども述べましたが、ドライヤーを使わないという男性もいるかもしれません。
その場合ドライやーが設置されていないこともあります。
そうすると髪の長い女性は困ってしまいますよね。
そのようなことがないように、なるべく多くの人の目線に立って必要なものを考えましょう。
インテリアはどうする?
家具やアメニティが揃ったら、さらにインテリアにもこだわってみましょう!
民泊は旅行で使用される場合が多いので、以下のことを意識してみてはいかがでしょうか。
- 癒される
- 特別感がある
この2つを意識したお部屋にすると、ゲストに喜んでもらえると思います。
それではインテリアを決めるときに、どのようなことを意識したら良いのか説明していきましょう。
テーマやイメージは?
まず大まかにテーマを決めましょう。
ロッヂ風なのか、ホテル風なのか、民家風なのか。
さまざまなスタイルができますよね。
それを決めることによって、そのテーマを推して宣伝できるかもしれませんので、テーマは決めておいた方がよいでしょう。
そしてそのテーマに合わせて、壁紙やカーテン、家具、照明、食器なども揃えていきましょう。
どんどん理想的なお部屋にしていくのが楽しいですね!
映えを意識
現代ならではのポイントかもしれません。
どんな世代だとしても、おしゃれなものや写真に撮ったときに映えるのは嬉しいことでしょう。
きっと記憶にも残りやすいかもしれません。
部屋に入ったときに可愛らしいものがあったり、素敵な雰囲気があったりすると、お部屋の印象も良くなるはずです。
植物があるのも良いですよね。
照明もおしゃれポイントです。
またどこか個性のあるインテリアがあると、一気におしゃれ度が増します。
このように意識すると、SNSなどで部屋の写真を拡散してもらえるなんてこともあるかもしれませんよ!
食器が可愛かったりすると、ご飯と食器の写真を撮ってSNSにアップしてもらえるかもしれません。
全体のイメージはもちろん、どこか感動してしまうような部分があると良いかもしれませんね。
過ごしやすい部屋を心がけて
テーマも完璧、インテリアも可愛くて最高!
しかし過ごしにくい部屋になってしまってはNGです。
映えを意識しすぎていろんなものを置きすぎてしまったり、小物がごちゃごちゃしてしまったり。
部屋で過ごすときにゆっくりでき、動きやすい部屋であることを意識しましょう。
「もし自分がこの部屋に泊まっていたら、この家具はここにあってほしい」など、ゲスト側の目線で過ごしやすい部屋を作ってくださいね。
また小物がありすぎると掃除が大変です。
おしゃれだとしても、ホコリがたまって汚くなってしまっては台無しです。
常にピカピカにできる量の家具にしておいた方が、あとあと楽になるかもしれません。
適度な引き算が必要です!
まとめ
今回は民泊に必要な家具、そしてインテリアのポイントについてご紹介しました。
何より大切なのは、ゲスト側の気持ちになって考えることです。
どんなものがあったら困らなくて済むか、どんな部屋に泊まりたいか、この部屋は過ごしやすいのか。
考えるのは時間がかかりますし、少し大変なことかもしれませんが、それが集客率にも関わってくるはずです。
さまざまな立場になって考えてみてください。
インテリアコーディネーターの方に相談するのも一つの手かもしれません。
ぜひ楽しみながら、素敵なお部屋を作ってくださいね!