民泊をはじめても失敗するのか成功するのかが、一番気になる事かと思います。
そこで、民泊で一番失敗するパターンについて記載していきます。
基本的な考え方
民泊は、届出を行えば始める事ができます。
勿論、この届出に必要な書類は大変多く難しいのですが、それでも参入障壁が大変低いビジネスであることを認識すべきです。
ですので、売上は時間とともに下がっていると予想すべきです。
家賃が高すぎる
大家さん、不動産管理会社からしてみると、新しい民泊?外国人が泊まる?儲かっている?なら家賃を上げようとなってしまいます。
新しいビジネスは不安も多いと考えますのでどうしても家賃を上げてくるわけですね。
でもこれは仕方がないでしょう。
でも、新規参入が比較的楽なので売上は徐々に下がっていきますが、家賃は徐々に下げていくことは出来ません。
ですので、家賃が高い場所を借りてしまうとそれだけで赤字になってしまいます。
民泊を始める場合は、家賃をきちんと考えた上で始める事をお勧めします。
デザインの手を抜く
数年前の民泊であれば、デザインなど関係なく、部屋があれば宿泊者がどんどんやってくるという状況でした。
しかし、世界全体の生活基準が上がってきており、競合の新しい部屋は綺麗なデザインの美しいスタイルで参入してきます。
ですので、デザインで手を抜いてはいけません。
ただ、これは予約状況を見ながらアップデートが必要なので、お金をケチらずきちんと投資する必要があります。
貴方はどちらの部屋に泊まりたいですか?
おそらく多くの方が後者の部屋を選ぶでしょう。
部屋のデザイン、とても大切だということがわかりますよね。
ぜひこちらの記事を参考にしてくださいね。
管理代行手数料が高額
これは一概には言えませんが、利益を圧迫してしまう事が確かです。
不在型では全てを自分で賄う事が法的にできませんので、管理代行会社に依頼する事になります。
ですので、きちんと売上に連動する形で設定している会社を選びましょう。
ただし、以前のように管理手数料20%などを取られてしまう場合は、よほど魅力的な物件でないと利益を出すのは難しいでしょう。
場所の選択
日本人は、駅から近くて比較的狭い部屋で大丈夫なのですが、民泊では外国人が対象となってきますので、駅からの距離よりも地図上の物件の場所が重要になってきます。
ですので意外と無名の駅からでもGoogle Map上で土地勘が無いゲストが見たときに例えば23区の中央あたりだったりすると問題ありません。
例えば牛込柳町駅などがねらい目だったりします。
しかし、広さは重要な要素になります。
ですので、少し場所が悪くても広めの部屋にしてホテルとの競合を避けるのが賢明です。
明確な差別化
他の民泊には無い明確な差別化が必要です。
空港からの送迎サービスがあるとか、何か他には無い差別化が必要です。
まとめ
民泊は利益を出して企業として経営するには薄利多売過ぎて厳しいと思います。
ですので、副業的にお小遣いと言うレベルが良いのかもしれません。
しかし、その中でも上手に経営を行い拡大する事も可能なようですので、色々経験しながら進めていくのが良いのではないでしょうか。