2020年民泊業界は、変革を求められています。
コロナの影響を受けて、廃業している民泊先が後を絶ちません。
しかし、各施設の努力で営業を続けている民泊先もまだまだたくさんあります。
2020年6月に入り、その事実をしっかりとみなさんにお伝えした上で、安心安全な民泊を選択していただきいと思い、今回情報提供させていただきました。
これまでに、民泊の魅力を伝えてきましたが、今回は今後実際に宿泊の一つとして民泊を選択する時に、注意いただきたいことをまとめます。
コロナウイルスと付き合う新しい生活様式が民泊に影響も⁉
厚生労働省が、新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を受けて、「新しい生活様式」を5月4日に発表されました。
ここには、ソーシャルディスタンス(最低1m)、マスクや手洗いなど、以前から言われてきた内容も盛り込まれています。
その後、ホテルや旅館に関しては、全日本シティホテル連盟、日本旅館連盟などが、5月14日にそれぞれガイドラインを発表しました。
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問題は、民泊に関してのガイドラインは発表されていないということです。
それぞれの民泊施設のコロナ対策をしっかりと把握していく必要があります。
「新しい生活様式」から見る民泊の注意点は⁇
民泊には、大きく分けて家主滞在型と家主不在型の2つがあります。
ここでそれぞれについて注意点をお伝えしましょう。
いずれにしても、コロナを持って帰るかもしれない、症状が無くてもコロナをうつしてしまうかもしれないという不安が付きまといます。
家主滞在型
オーナーとなる家主がいるので、もちろんお客様を迎えるに辺り、万全な準備をされていることでしょう。
課題は、いかにして接点を減らすかです。
屋内施設になりますので、出来る限り、オーナーとソーシャルディスタンスを保つことが重要です。
屋内での、長い滞在は避けるべきでしょう。
家主不在型
予め部屋の鍵を借りて、利用するタイプです。
不在型で注意が必要なのは、常にオーナーと連絡が付くように緊急時の対策が整っているか確認が必要です。
また、事前に消毒の徹底、換気が行われているか、以前利用されていた方がどういった方か確認できる範囲で確認しましょう。
個人情報もありますので、全て確認することは難しいかもしれませんが、「頑なにお答えできません」と返答がある場合は、施設側が顧客に対して安全性を担保していないことに繋がりますので、民泊先としての選択を検討することをおすすめします。
今後の民泊業界は⁇
今年予定していた東京オリンピックに向けて、加速度的に整備を進めてきたのが民泊です。
政府は、民泊に対するガイドラインなど追い付いていないのが現状です。
今後は、お客として利用する際にホテルや旅館同様、検温のチェックが行われたり、健康チェック表のようなものが用意されることになっていくと予想されます。
これは、皆が安全・安心に宿泊出来るようにするための、最低限の義務になってくると言われています。
ワクチンなどが開発されない限り、このような状況は続くとみていいでしょう。
まとめ
コロナの第2波が心配されながらも、経済活動が徐々に再開され、出張などで安い宿代わりに民泊を選択するという方もおられるでしょう。
自分の命を守るために、事前に調べられる民泊施設の情報は出来るだけ集めておくことを強くおすすめします。
利用する側とされる側が双方に気を付けていく必要性が出てきています。
最後に、対策をきちんと講じている民泊先もたくさんあります。
自分が安心して宿泊できるお宿選びをしてくださいね!