民泊って、旅行をしている観光客が使うものだと思っていませんか?
もちろんそれ以外にも、ちょっと家から離れて長期滞在をしたり、仕事をしにきたり、友達と部屋を借りて遊んだり…といったような使い方をする場合もあります。
しかし、ここ最近で増えてきているのが、カップルで民泊を使うこと。
カップルで泊まりたいというときはホストは少し注意が必要なんです。
今回は、意外と見落としがちな注意点についてお話していきたいと思います。
カップルが民泊を使うときは危険?
カップルが民泊を利用するときに注意が必要な理由。
それは、民泊施設をホテル代わりに使うことがあるから。
ホテルといっても普通のホテルではなく、ラブホテル代わり。
「部屋を借りられる」ということで、ラブホ代わりに民泊を利用する方がいるんですよね。
部屋で何をしようが関係ないかもしれませんが、何が危険かというと「ハウスルールが守られない可能性が高い」ということなんです。
部屋が想定外のもので汚れたり、ゴミの処理をしなかったりなど、普通の宿泊客ではありえないようなことも多くあります。
実際に民泊を運営している方の中で「部屋で汚れたものを破棄した」という方も多いようなんです。
カップル側は「ホテル」だと思っている可能性が高いので、全く民泊としてのルールを守らないんですよね。
「ゴミの処理も全部ホストがやってくれる」と考えていることがほとんどでしょう。
ハウスルールなんて全く見ていないかもしれません。
これはホスト側は気をつけなければならないことです。
どうやって防ぐ?
気をつけなければならないとはいえ、ホストはどうしようもないですよね。
すべてのカップルが悪いとは限りませんし、マナーを守ってくれるカップルもいるでしょう。
見定めるのは難しいことです。
それでも少しトラブルを防ぐために、ホスト側がするべきことを提案したいと思います!
主に、以下の2つのことがホスト側にできることでしょう。
まず1つ目の「ホテルではない」と書くこと。
これは、ストレートに伝える方法ですね。
「ホテルではなく民泊なので、民泊のルールを守ってください」ということをはっきりと伝えることが大切です。
もちろん直接伝えるのは難しいと思うので、どこかに書いたり、部屋に貼り紙をしたりなどして、伝えれば問題ないでしょう。
2つ目の「2泊以上の施設にする」という方法。
だいたいカップルでラブホテルを利用するときは1泊がほとんどだと思います。
そのため、最低2泊〜という民泊施設にすると、ホテル代わりで利用するカップルが一気に減るんです。
実際にこの方法でカップルのホテル代わりの利用を減らしている民泊運営者も多くいます。
2泊以上で民泊を利用する方は、きっとしっかりとハウスルールを守って民泊を利用してくれるはずですので、このような方法も試してみてください。
まとめ
今回は、カップルが民泊を利用するときの、ホストが気をつけるべきことについてご紹介しました。
もともとは海外の観光客が民泊を多く利用していましたが、ここ最近では日本人の利用も増えています。
しかし、本来の意味での民泊利用ではなく、別の理由で民泊を利用している人が増えてきている実態。
民泊を利用してくれるのは嬉しいことですが、ルールを守ってくれないとホストも困ってしまいますよね。
なるべくそのようなルールを守らないゲストを受け入れないためにも、前もって防いでしまいましょう!
もちろん、しっかりルールを守ってくれるカップルもいますので「カップル全員」とは思わないでくださいね。