民泊は「泊まるためだけのもの」。
そんなイメージを持っている方は多いかもしれません。
しかし、民泊が普及し始めた今、民泊自体がユニークなものとして生まれ変わってきています。
今回は、民泊とアートがコラボした楽しい民泊施設をご紹介したいと思います!
海外では当たり前?
実は海外では宿泊施設とアートのコラボはよく行われています。
ニューヨークを始め、世界各国ではアートホテルがあるんです。
このアートホテルを通して、気軽に身近にアートを楽しんでもらい、自分もそのアートの中に入り込むという体験をしてもらう。
そのような思いからどんどんアートホテルが増えてきているのですが、民泊にもそのようなアート体験を取り込んでいくという新たな試みが日本でも始まっていきました。
それでは、アート体験ができる民泊施設を厳選してご紹介していきましょう。
AOCA TOKYO SANNO
こちらは東京都大田区にある、民泊専用のアートマンション。
正式名称はApartment of Contemporary Art SANNO。
大田区は民泊が推奨されており、民泊施設がたくさんあることでも有名です。
お部屋自体が美術館のようにイラストにあふれています。

イラストはストリートアートがたくさん。
7名のグラフィティアーティストが内装のイラストを手がけています。
とてもおしゃれな気持ちになるようなお部屋ですよね!
もちろん、お部屋だけではなくエントランスや外壁にもイラストがあるので、泊まって確認してみてくださいね。
絵を描く方が好きな方や、海外のストリートアートが好きな方はとても楽しめるお部屋だと思います!
また、写真も映えるのでおすすめですよ!
アートスペース蔵
こちらは、三重県伊賀市にある民泊。
蔵をリノベーションしてできた民泊なんです。

普通の民泊のお部屋とはまた違う雰囲気があって素敵ですよね。
また一番のポイントは、作業場が併設されていること。
この作業場にはろくろが2台あり、アトリエや窯があるんです。
つまり、陶芸を楽しむことができるんですね!
アトリエではアーティストの作品があったり、作品展が開かれていることもあります。
伊賀に観光しにいったときには、この民泊施設で陶芸を楽しんでみてはいかがでしょうか?
2020年2月8日〜3月8日限定!宿の家
こちらは2月8日〜3月8日の期間限定、非日常の民泊アート「宿の家」。
アーティストの北川貴好さんの美術作品の1つです。
北川さんが設定したさまざまなハウスルールを、実際に民泊施設に泊まり体験していくことで、インスタレーション作品が完成していきます。
新しすぎる試みですよね!
このイベントが行われるのは、墨田区の京島。
ここは下町の暮らしや風情が残っている場所でもあります。
なぜここではそのような「昔らしさ」が残っているのかを、民泊体験を通して感じてもらうというのが一番のポイント。
「民泊とアートを通してその場所の良さを知る」という本当に素敵なプログラムなんです。
ぜひこの機会に参加してみてくださいね!
まとめ
今回は、民泊とアートの融合施設についてご紹介しました。
民泊を通してアートを体験してもらったり、アートをきっかけに民泊を利用してもらったり…相乗効果が生まれていますよね。
アートの形は無限にあるので、新しいアートと民泊の形もどんどん生まれていきそうです。
ぜひ興味のある方は、民泊でアートを楽しんでみてください!